コードギアス最終話感想2008年09月28日 23:28

いや、うん。解るんだよ。結局一部不可抗力もあるとはいえ
あれだけ殺した以上、全員生き返らせるみたいなドラゴンボールでも
ないかぎり死んで責任とるか罪を背負って生き続ける以外に
落とし所はないわけで、
だから

ルルーシュには世界中の人々からの怨嗟と死を

スザクには自害さえ許されない、別人としての生と永遠の正義を…


という決着はしかたがない。
たださあ…他にも責任とらなきゃいけない人いるよね?


友達顔しておいて結局友達の真意も理解できず、
非常に徹すると決めてもトドメを刺す事が出来なかった
スザクの葛藤にさえ気づけずに大儀も糞もなく
ただ可愛い子(カレン)の側で戦うのもアリだよねw
程度の理由でスザク殺しに加担した
ジノ。

「お兄さまを止める為に罪を背負います」とかなんの
免罪符にもならんトチ狂った理由でフレイヤが
大量虐殺兵器だと理解しながら多くの
操られてるブリタニア人にさしたる躊躇もなく
フレイヤをぶっぱなし数千、数万単位の人間を虐殺した
ナナリー。

「こんな事になるなんて思ってなかった」とか言い訳
してたけどちゃんと破壊力とか研究してた以上嘘つき
としか言いようが無い
ニーナ。

自分の記憶を戻すという個人的理由だけでブリタニア人
虐殺に加担してた
アーニャ。

兄と一緒にブリタニア人虐殺を最初黙認し、幼いナナリーを
矢面に立たせてなんら恥じる事無く横でつったってた
コーネリア。

自分の立場が危うく、女を手元に戻す為だけにシュナイゼルが
計略をしかけた際、渡りに船とゼロを自分達を利用したペテン師
だと罵り、あげく自分を処刑から救ってくれたゼロを売り払い、
全員が混乱し途方にくれているのを表面上自分も辛い
みたいな顔で戦死した戦友の遺影に手をあわせながら
戦艦斑鳩で生活しつつ裏ではスパイ同然だったヴィレッタと
中だしセッ○スしまくって孕ませたあげく、どうみても十代位
のオペレータの女の子達でさえ、明日の平和の為に決死の戦い
に赴いているのを知りながら自分の子を孕んでるヴィレッタは
安全な所に残し、斑鳩が撃沈しても皆まだ戦おうとしてるさなか
自分はトラックで戦場から逃げさって最後に現れたゼロが偽者
だと知っている以上カレン同等とは言わずともある程度は
察しなければいけない立場にもかかわらずそんな事
知ったことかとヴィレッタと笑顔の結婚。
黒の騎士団の英雄顔して大々的にナナリーとにこやかに
握手してる
扇。

脅迫されていたとはいえ自身はルルーシュのプライベートを全て
覗き見していた以上むしろ自業自得であり、かつ多少情が
残っていたが自身は見捨てようとした扇を救ってくれた恩人であり、
監視とはいえ1年間も教師と生徒という立場で接していた以上
ルルーシュという人間像を知っており、ペテンも何も黒の騎士団を
駒扱いしていないのを知っていながら扇と結託してルルーシュを
抹殺して自身は幸せになろうとした
ヴィレッタ。


他にもいっぱいいそうだが上の連中は駄目だろ?
いやそれらを含めて全ての罪をルルとスザクが背負った
んだろうけどそれでも上の連中つか扇は駄目過ぎだろ?

最後裏切ったとはいえ、ちゃんと義理は果たした上で
寝返ったディートハルトは虫けら扱いで殺されたのになあ?



この物語によって生き残ったとしても少なからず誰もが傷を
負っているが何一つ失わず、あげく幸せを唯一享受したのが
最も卑怯者であった

という所がこのコードギアスという作品は本当の本当に
救われない物語だったんだなあと。

(ヴィレッタは考えようによっては記憶無くしてる時に見下していた
イレブンに 犯されて、かつ扇は終始千草と呼んでいたから
ヴィレッタという人格そのものは愛されていないので
必ずしも幸せとはいえない)


あー駄目だ。納得いかない。やるか?
(その前に種運命のssやらんとなあ)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://muta.asablo.jp/blog/2008/09/28/3787806/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。